いかなる行動にも、責任が伴う?
思考実験。思考遊戯。
いかなる行動にも、責任が伴うのだろうか。
ひとつの思考実験として、俺は伴う、と言いたい。
いやこれは責任という言葉の定義か。
道ですれ違っただけでも責任はある。
一目見ただけでも責任はある。
声をかけただけでも責任はある。
ただ、あまりに些細すぎて、ない、としたほうが便利なだけ。
あるはある。
例えば、それが客観的に必要であったとしても、責任はある。
深い池があり、子供がそこで遊ばないように禁止にする。
これも当然、禁止にした責任はある。
もしかすると、子供に遊び場がなくなり、暗くなってしまうかもしれない。
だからこそ禁止にした大人は、それに対してなんらかの対処をするだろう。
積極的に遊びに連れ出す等。
職場で、同僚を虐める社員をクビにした。
その社員がいなくなったことで、彼が取っていた客がいなくなり、担当していた業務が滞った。
虐めをした社員をクビにする判断が正しいとしても、責任が伴う。
もちろん、だからといってクビにした本人が必ずその穴埋めをしなければならないなんて法はない。
(そしてそれを悪く言う者がいた場合、今度はその者にも責任が伴う。)
責任の考え方は大まかに2通りだと思う。
単に行動義務、禁止行為、償いの義務みたいな部分を捉えて「責任」、と言っている場合もある。
今俺が言っているのは、
「因果関係に対する意識」「出来事から、元になった行動を遡及すること」
このあたり。
そのうちこれを元に何か言えたらなーと思います。